MUSIC MAN SHIP

コブクロ( KOBUKURO ) MUSIC MAN SHIP歌詞
1.東京の冬

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

東京の冬が寒くて君に手紙を書いた
夕べ 電話で話した事全部 書き写してるみたいで やめた
線路沿いの反り上がった壁は 一面のグラフィティー
まるで 今にも叫びだしそうな 閉ざしてしまったような 瞳

この街は壊れたメリーゴーランド 振り落とされないように
この手に灯した願いをそっと散らすよ

雪に変わる 雨粒がまつげにぶら下がって
一瞬だけぼんやりと 君が見えた気がした
届け 届けと鳴らしてるこのメロディー
まだまだ遠い春へ やさしい君の元へ


道玄坂の雑踏で浴びる 孤独の風
狭い ビルの隙間に流れ込んで 青枯れ色の空に溶けた

未来へ投げかけた答えが 跳ね返されたっていい
この手を伸ばして掴んだ今を繋ぐよ

夢のカタチ この街の何処かに見つけ出して
よどんだ雲の隙間から 差し込む日にかざすよ
届け 届けと照らしてる この光
まだまだ遠い春へ 誓いを立てるように

雪に変わる 雨粒がまつげにぶら下がって
一瞬だけぼんやりと 君が見えた気がした
届け 届けと鳴らしてるこのメロディー
まだまだ遠い春へ 優しい君の元へ
まだまだ遠い春へ あの日の君の元へ


2.Million Films

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

信号待ち 買い物袋ぶら下げた二人の手
僕に内緒のまま選ばれた 夕飯のレシピ
夕暮れ時 自転車に追い越されながら
茜に染まる 外苑沿いのレンガ道

しばらく黙りこくってた僕に 不機嫌そうな君
違うよ 君に寄り添ってるメロディを
五線紙みたいにぶら下がった 電線の上 並べてるんだ

100万枚撮りのフィルムでも 撮りきれない程の想い出を
君と二人 未来へと焼きつけていけたら良いな
そばにいれるこの瞬間を 切り取ればいつだっていくつだって
溢れる様に 生まれてくる LOVE SONG

悪気もなく 見てた古い君のアルバム
最後のページ 一つ膨らんだポケット

今更ヤキモチもないだろう?と胸騒ぎ抑えて 抜き出せば
やたらゴツ目な彼の腕に おどけてつかまるその瞳が
やけに切なく 胸にくるんだ

ぶつかり合う度また心が 破れたりほつれたりするのは
もう一度新しい結び目を作るためさ
そこに涙がしみ込んだなら もう二度とほどける事の無い
強さを持った 絆に変わるだろう

竜胆の花が雨に揺れる
透明の雨傘も包み込む 秋の調べ優しく

100万枚撮りのフィルムでも 撮りきれない程の想い出の
ひと欠片を ありふれた今日の何処かに見つけだそう
そこに涙が解け合う事を 君の笑い声ひびく事を
心にそっと 祈りながら今も
溢れ出してる また新しいLOVE SONG


3.ボーイズ・オン・ザ・ラン

作詞:馬場俊英
作曲:馬場俊英

Hey boys, do it, do it, do it, do it,boys
Hey boys ,do it, do it, do it, do it,boys

いったい何があんなに夢中にさせるんだろう スクールデイズ
真夏のグランドは40度を超え すべてを奪い取る
なんのドラマも起きない平凡なゲームは最終回のウラ
ヒロシはネクスト・バッターズ・サークルで ひとり空に
まるでファウル・ボールのような夢を打ち上げていた
そして目が醒めるように 糸が切れるように
アブラゼミが鳴き止むように 静かにゲームセット

電話じゃダメだって呼び出されたのは 一方 亮一
両手には滲むような はにかむような 染み込むようなテンダネス
バイパスを染め抜いたのは夕焼けとヘッド・ライト そしてストリートライト
思わず横顔を抱き寄せて引き寄せて キスをして
そっと見つめたけど彼女 「何もわかってない」って泣き出したっけ
でも気にすることないぜ それも愛情表現
そうさ 女の言うことの半分以上は
いつだって いつだってMeaningless わかりっこないぜ
「これが最後のチャンス」と電話口でささやいて
祐次は今年32歳 山梨に妻を残し 東京
ワンルームのマンションから夜の甲州街道を見下ろして
煙草に火をつけては消し 消してはまた火をつけ直し
「明日のことは誰にだって分かりっこない」ってせめてつぶやいて
見上げるのは東京の夜空 そして今は遠い遠い遠い 山梨の街

チャンスらしいチャンスもなく 情熱と友情の袋小路
そして青春の蹉跌 物語は今静かにクライマックス
ジローはギターケースからレスポールを取り出して
歌うのは小さな小さな小さな 裏切りのメロディー
そうさ「みんなで頑張ろう」って 昨夜も乾杯したけれど
でも迷うことないぜ もう答えは胸の中
信じるのさ 信じるのさ 10本の指と6本のストリングス

ところで 今 俺は通りがかりのバッティングセンターに入り
時速140キロのゲージで順番を待っている
あのクソ暑い真夏の空 焼けついたグランド
かげろうのようなハッピネス 遠く耳鳴りのような歓声が 今も・・・
一体誰があの日オレに一発逆転を想像しただろう?
でもオレは次の球をいつだって本気で狙ってる
いつかダイアモンドをグルグル回りホームイン
そして大観衆にピース!ピース!ピース!ピース!ピース!ピース!
そしてさらにポーズ!

Hey boys, do it, do it, do it, do it, boys
………I Like You!


4.永遠にともに

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

心が今とても 穏やかなのは この日を迎えられた意味を
何よりも尊く感じているから
特別な事など何もない ただ いつもより少し
シャンとした服を着てるだけ 君はとても綺麗だよ

何かといつも忙しく まだまだ想い出は多くないけど
やっとここから踏み出せる未来
始まりの鐘が 今 この街に響き渡る

共に歩き 共に探し 共に笑い 共に誓い
共に感じ 共に選び 共に泣き 共に背負い
共に抱き 共に迷い 共に築き 共に願い
そんな日々を描きながら…

気付かぬ間に二人 似たもの同士 仕草も笑い顔も
そこに生まれくる命には 何よりも尊い 二つの光を

ぶつかり合う時も来るさ 綺麗な事ばかりじゃないだろうから
全てを君と越えてゆくと決めた
始まりの鐘の音を いつまでも忘れない

共に歩き 共に探し 共に笑い 共に誓い
共に感じ 共に選び 共に泣き 共に背負い
共に抱き 共に迷い 共に築き 共に願い
そんな日々を描きながら…

偶然という名の運命 そんな出逢いだからこそ
何気ない瞬間を 今日からは かけがえのない瞬間に

共に歩き 共に探し 共に笑い 共に誓い
共に感じ 共に選び 共に泣き 共に背負い
共に抱き 共に迷い 共に築き 共に願い
ささやかな幸せが 木漏れ日のように
やわらかに降り注ぐ そんな日々を描きながら…
いつの日も どんなときも


5.Rising

作詞:黒田俊介
作曲:黒田俊介

Life 開かれた道 照らし出す闇 鳴り響くファンファーレ
始まるサバイバルレース 心のままに 遥かな旅路へと

雪解け間近のアスファルトを風が溶かしてゆく
胸の中にある静寂へと 今日も踏み出せずに
器の中へ 降り積もる 時の砂
今と 希望の隙間を すり抜ける

life 閉ざされた道 届かない理想を 誰かのせいにして
プライドを守りたい ポケットの中のその手じゃ掴めない

迷いを脱ぎ去って 見えたものに 導かれる時
不確かな未来も 朽ちた想いも 輝きを増してく
今までずっと癒えなかった 裏切りの
傷痕 隠した日々が 今終わる

life 開かれた道 照らし出す闇 鳴り響くファンファーレ
始まるサバイバルレース 心のままに 遥かな旅路へと

先頭集団の背中を見失ったって Oh
ゴールは見据えてて 今は夜明けを待って

Rise 開かれた道 照らしだす闇 鳴り響くファンファーレ
始まるサバイバルレース 答えなどない 遥かな旅路へと


6.光の誓いが聴こえた日

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

「立ち止まってしまう日もくる
そんな日は鼓動に耳を澄ませて、
また一歩踏みだせる時を 待てば良い
信じたあの歌を Back ground music に」

そんな事しか書けなかった 小さなメモ書きだけ渡し
そっとぶつけ合った拳から
言葉よりも確かに 聴こえてきえた
無言のメッセージ

やがて 朝露にぬれたリュック 朝霧の中に消えてゆく
この仲間じゃ一番の意気地なし
そんな面影など もう 思い出せやしない

※さぁ 君を照らしだす光よ 消えないと
今ここで誓ってゆけ
誰にも見えない道を行く あの足下を
照らし続けてくれ※

立ち向かうべきはいつでも 常識に捕われた自分さ
いつまでもバカになれずに 澄まし顔で笑ってる
そんな自分を 打ちのめすんだ!

プラスやマイナスなんかで 割り出せるような夢なら
一晩中 机に向かって 机上の空論に今日も
酔いしれてりゃ良いさ

さっきまでこの胸に眠っていた衝動が
小さな野望に火をつける
時代と言う名の雨に消されるくらいなら
いっそ 燃え尽きるまで

昨日の右が 今日は後ろで
明日はいったいどっちなの?
ぐるぐる回り続けてる 君の上に今日も
陽は昇るよ

(※くり返し)

君を照らしだす光よ 消えないと
今 ここで誓ってゆけ!
誰にも見えない道を行く あの足下を
照らし続けてくれ


7.DOOR

作詞:黒田俊介
作曲:黒田俊介

この海を渡ったら ずっとそばに居よう…
この荒れ狂う 大海原を
簡単に渡ろうなんて思っちゃいないさ
ただ港から見送る人に なれないだけさ

海深く沈めた夢を 拾い集めて
自慢気に語ろうなんて あとは惰性で暮らすのかい?
常識に翻弄されて 日々は繰り返す
真実は胸の中にある

進むべき道なんて 自分で決めるのさ
不安や恐れに 足元をすくわれそうになるけど
巡り来るこの時に 逆らい続けよう
航海は僕に 何を教えてくれただろう?
「行くしかないだろう!」

自問自答を繰り返し 思い悩み立ち止まるけど
あの日夢見た 輝きだけが また 僕の心を揺さぶるよ
眠れない日々を過ごすのなら 眠らない明日を追いかけよう
夢見ることが全てじゃなくて 叶えようとすることが全て

この荒れ狂う 大海原を
簡単に渡ろうなんて思っちゃいないさ
全てのものを手に入れるなんて できなくていい
ただ一つ たった一つでいい

開くべきDOORなんて 自分で決めるのさ
不安や恐れに 足元をすくわれそうになるけど
巡り来るこの時に 逆らい続けよう
後悔は僕に 何を教えてくれただろう?
「行くしかないだろう!」

自問自答を繰り返し 思い悩み立ち止まるけど
あの日夢見た 輝きだけが また 僕の心を揺さぶるよ
眠れない日々を過ごすのなら 眠らない明日を追いかけよう
夢見ることが全てじゃなくて 叶えようとすることが全て

この海を渡ったら ずっとそばに居よう…


8.エピローグ

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

喧嘩しては泣いた あの頃と 少し違う
歯痒さも 苛立ちも無い サヨナラの後の涙

流れ着く場所も失って 思い出を濡らすの
滲んだ笑顔の隣には まだ私がいるのに

優しさもずるさも 幼さも だらしなさも
あなただと 愛してたの もう一度戻れるなら

「一番近くで見ていて」と 強く握りしめた
あなたの手が離せなかった あの夜に戻りたい
恋人じゃない頃に…

心の瞼が閉じれずに あなたを感じてる
屋上の錆びれたベンチに 靴箱のサンダルに
いつか
生まれ変わりまた別々の 命を歩む時
通り過ぎる見知らぬ影が 私だと気付いても
声はかけないでいて また恋してしまうから…


9.HUMMING LIFE

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

夕方四時 一人重たいガラス戸開けベランダに出れば
夏をつれてきた6月の夕立ちが むくんだ頬を濡らす
誰も僕の事なんて知らない 僕もこの街の事なんて何も
知らないから全部脱ぎ捨てて はじめられた Renewal Life

二人じゃ手狭だとか なんだかんだ愚痴りながら はやもう4年
紆余曲折ありつつ なんとか暮らしも落ち着いて来たと
今日も仕事に出かけていった 君に弱音は吐けないよ
情けない程あての無い日々 でも光は見せていたいから

まだまだ何も掴んじゃいない この手で掴んでいるのはギター
こいつでいつかこの世界中に響く歌を見つけてやるんだ
誰も知らない珠玉のメロディー 山ほど浮かんでいるけど
空気に解け形にならないから 君を不安にさせるのさ

君の言う幸せのかたちは 僕が描いてたのなんかより
もっと単純でもっと身近な なんでもない事なんだと
なんとなく気付いた時 止めどなく 涙が溢れた
大事な事見失ってまでもう 自分を変えたりはしないよ

帰って来るなりバタバタと 君は鏡の前でファッションショー
うっかりしてた! 週末にはどっか連れていくって言ってたっけ!?
パジャマにぼさぼさ頭のままで 寝転がってる僕の上を
咳払いしながらまたいでゆく 君を今日も愛してる!

どんな言葉より どんな優しさより
その笑顔に代わるもんなど 僕の中には無いんだ
どんな痛みより どんな悲しみより
君の涙ほど切ないもの 僕の中には無いんだ
どんな言葉より どんな優しさより
その笑顔に代わるもんなど 僕の中には無いんだ
どんな痛みより どんな悲しみより
君の涙ほど切ないもの 僕の中には無いんだ
心にそう 刻んだ日から 何度転んでも
何度でも立ち上がれたんだよ


10.この指とまれ!

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

この指止まれ!世界中が同じ歌をくちずさむ日
狙い定めたライフルの先に ほら、青い鳥がとまるよ!

小さな命の灯火を 一吹きで消し去るような
心ない争いの風は 止む事は無いのか?
守るべきものがある それぞれの胸に
その重みの分だけ 永い道のりは続くけれど

この指止まれ!世界中が 同じ歌をくちずさむ日
ねらい定めたライフルの先に ほら、青い鳥がとまるよ!

幾千年か昔 人が 棒切れで引いた境界線
その境目の向こう側じゃ 命の価値も違うのか?
傷つけ合うばかりじゃ 何も築けない
過ちに気付くのは 大切な時を失ってから

海を挟んでにらめっこじゃ 笑った顔さえ見えやしない
ママに抱かれたあの瞳に もう一度パパが映りますように

テレビの中で大切な人が泣いている
声が届かない…何も届かない…
そんな時は何を抱きしめて泣けばいいの?
悲しみの代償は 涙の数じゃ計れないよ だから!

この指止まれ!世界中が 同じ歌をくちずさむ日
狙い定めたライフルの先に ほら、青い鳥がとまるよ!
僕が一人で守れるもの 愛する人と音楽と
他には何も無いけれど 僕にとってはかけがえの無いもの
この指止まれ!世界中が 同じ歌を口ずさむ日
狙い定めたライフルの先に ほら、青い鳥がとまるよ!


11.ここから

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

LaLaLa LaLaLaLa LaLaLa ここから

時が果てるまで笑って 肩たたきふざけあって
いつもうるさくしてる奴の 口数が減り出す頃
ほら 増えるのは 瞬きの数

滲む景色をごまかしたって
こみ上げる思いが邪魔をして
言葉じゃもう足りなくて 目を閉じれないよ

同じ時 同じ道を歩んだ 時代の証はまるで
泥だらけのスニーカーのような 誇りまみれのHistory
LaLaLa LaLaLaLa LaLaLa ここから

手を取り駆け上がった階段を
描きかけのままのキャンバスを
言葉じゃもう足りなくて 目を閉じれないよ

同じ時 同じ道を歩んだ 時代の証はまるで
泥だらけのスニーカーのような 誇りまみれのHistory
同じ時 同じ道を歩んだ 時代の証はまるで
泥だらけのスニーカーのような 誇りまみれのHistory
LaLaLa LaLaLaLa LaLaLa LaLaLaLa

時が果てるまで笑って

肩たたきふざけあって

最後は何を映そう

もうすぐ消える灯りに


12.毎朝、ボクの横にいて。‐Sweet drip mix‐

作詞:所ジョージ
作曲:所ジョージ

君は勝手な感じで 生きているんだし
僕は自分勝手に 暮らしているさ
僕は勝手な感じに 見えているよネ
君は自分勝手に 生きているよネ

お互い遠慮だらけさ 思いやりなんか前に出したら 暑くるしいネ

君は毎朝 ボクの横にいて ふざけているような顔でいなきゃネ

夢なんか語りだしたら みっともないよネ
叶いかけたときに 言い出せるくらいかぁネ
思い出はなし出すなら 今以下の事をネ
今以上のものなんか 聞いててかったるい

お互い他人なわけでしょ いつもうなづいているだなんて 気持ち悪いよネ

君は毎朝 ボクの横にいて すてきな僕を見て笑わなきゃネ

たぶん君は見飽きているのでしょうが
もぉ少し どうぞ お付き合い

話は適当な感じで いつも終わるでしょ
本当にそこまでしか 知らないからさ
洗濯物は裏返しで 入れないようにネ
心がけていますよ カッコイイかなと思って

私があなたを愛しているんじゃないかと たまに気づいて驚くでしょう

君は毎朝 僕の横にいて 無防備に近い顔でいなきゃネ

夕飯は何時頃の感じに なるのでしょうか
私に合わせる訳のないことは わかっておりますが
何が食べたいのなんて お聞きになりますが
言ったところでそうならないのに なぜ聞くのでしょう

あなたが私をかまってくれるだなんて まるでわたしは仏様のよう

君は毎朝 ボクの横にいて また勝手な事をたくらんでるぅ顔をする
遠い空まで何もないように うたがえない様な夢を見なきゃネ

ここにいるのが僕じゃなかったら などという顔もたまにしなきゃネ

そして僕はいつもと同じでしょうが
もぉ少し どうぞ お付き合い
もぉ少し どうぞ お付き合い